こんにちは、emifasoです。
我が家の子どもたちが日々取り組んでいる「パルキッズ」の教材ですが、会員になると毎月「パルキッズ通信」というメルマガが配信されます。
パルキッズ通信には子どもの英語教育を考えている親にぜひ読んで欲しい記事がたくさんあります。いや、子どもを持つすべての親に読んで欲しいです!!
ひと月の3つほどの記事がアップされるのですが、その内容は幼児期の絵本の与え方や子供との関わりで親が日々心掛けるべきことなど、一見英語教育とは関係のないことまで書いてあります。
パルキッズを使い始めて6年経った我が家ですが、実はこのパルキッズ通信をじっくり読むことがあまりありませんでした。言い訳でしかありませんが、今まで文字がびっしりの記事を読む気力がなかった、というのが正直な理由です。(パルキッズの方、ごめんなさい。)
ですが、こうしてパルキッズに関する記事をブログで紹介するようになってから、隅々まで目を通すようになりました。
パルキッズの良さを読者のみなさんに正しくお伝えしたいと思ったからです。
パルキッズ会員でなくても読める会報『パルキッズ通信』
このパルキッズ通信は会員にならなくても読めるようです。最近知りました。
ちなみに、2021年の2月の特集は
理解力・思考力・表現力の高い子を育てる簡単な方法 乳幼児期からの国語教育という視点から見える日本人の国語力の弱さ
です。記事の冒頭はこんな感じです。
例えば、小さい頃にたくさんの絵本に触れた子とそうでない子では、ことばの能力に大きな差が付きます。幼児期の言語発達の指標に照らすと、大量の絵本に触れた子は年少前(2歳~3歳)の段階で早くも平均的な年長児(5歳~6歳)並みの語彙を持っていたりします。
語彙は言語生活を送る上で、身の回りの世界の理解、思考・判断、そして表現の幅を決定する重要な要素です。語彙に乏しいということは、それ自体が情報インプットのフィルターになってしまい、世の中にあふれている情報の洪水から知覚できる情報を制限します。
また、せっかく取り入れた情報を正しく評価するには、それを可能にする豊かな語彙は当然のこと、加えて健全な論理思考が必要となります。そして、もちろん、思考の結果得られたコンテンツの表現の幅も語彙によって相当上下します。
つまり、語彙が乏しければインプット、アウトプットの両面において、豊かな語彙を持っている人に及ばないのです。また、インプットとアウトプットの間にある思考・判断に関しては、語彙の豊かさだけでなく、健全な論理思考も必要となるわけです。
今回は、ヒトの言語生活の質を決定する2つの要素である、語彙と論理思考のあり方について考えることにしましょう。
続く…(クリックするとパルキッズ通信のページで続きが読めます)
引用・転載元:
https://www.palkids.co.jp/palkids-webmagazine/tokushu-2102/
船津洋『理解力・思考力・表現力の高い子を育てる簡単な方法』(株式会社 児童英語研究所、2021年)
となっており、あれ?英語はどこに?という書き出しなのですが、読み進むと「なるほど~。そういうことか~。」と深く納得する記事です。
英語の獲得には英語だけ勉強していればいいワケではない
10年以上前からこのパルキッズ通信は配信されていますが、第二言語として英語獲得する場合、母国語よりも第二言語能力が勝るということはないので、日本語を母国語とする私たちは日本語の国語力を上げておきましょう、ということがずっと書かれています。
そのために、幼児期からたくさんの絵本に触れさせることが大事だと。
日本人は国語力が弱いので、英語力も弱いのだという先ほどの記事を読んでいて納得する出来事を思い出しました。
私はカナダへ1年ちょっと留学経験があるのですが、その間たくさんの日本人の方に出会いました。語学学校で出会った日本人、一緒にお家をシェアしていた日本人、現地で働いて暮らしている日本人などなど。学校では英語オンリーのルールがあったので学校では英語、そして外では日本人以外の人が一緒なら英語、日本人だけなら日本語、という使い方をしていました。
なので、ほとんど最初は全員と英語で話していて、外でたまたま日本人に会ったりしたら日本語で話す、というパターンでした。
そうすると、英語でスラスラと(ペラペラとは違う)話す人は日本語でもそうだ、ということに気づいたんですよね。決してペラペラではないけれど、自分の持っている英語の語彙力を生かしてどんどん話そうとしてくる人が日本語を話す時はだいたい決まって話が上手なタイプの人でした。
発音の良し悪しは置いといて、なんか英語しゃべれてるなこの人。というのはイコール、国語力が高い人ということだったんだなと今になってしっくりくる理由でした。
「なるほど」が多い、深い記事
過去のパルキッズ通信では「日本人が英語ができない理由(英語が出来ないただひとつの理由)」や「英検に合格できない理由」など、親世代の私たちがとっても気になるような記事も読むことができます。
よろしければ一度、読んでみてくださいね。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!